Instagram story viewer> @daro0407> Tagged
POSTS STORIES REELS TAGGED
~静かなる鰻戦争 其ノ七~

―お嬢様 VS 近畿の大御所美食家―

場所は、関東随一の老舗鰻割烹総本店

百年を超える暖簾の下――。

年に一度だけ訪れる、
お嬢様が少しだけ憂鬱になる日。

執事が静かに告げる。

「お嬢様…今年も、お時間でございます。」

「……ええ。
嫌ですけれど、逃げる方がもっと嫌ですわ。」

襖が開く。

そこには、
近畿を代表する大御所美食家。

一口目を食べるまで、
一切笑わない男。

執事でさえ視線を合わせない。

店内には、
鰻が焼ける香りだけが静かに流れていた。

美食家が口を開く。
「今年の鰻は、どう見た。」

お嬢様は負けじと答える。
「皮目の香ばしさと脂の品格…
今年は火入れが一段深いですわ。」

美食家は静かに頷く。
「……去年なら、その言葉は出なかった。」

お嬢様の心の中。
(くっ……褒められたくなんてありませんのに…。)

続く質問。
「タレは?」

「甘さだけではなく…
鰻を引き立てるために、タレに富有柿のエキスを
少量使用しているのとおもわれます」

美食家は箸を置いた。
「今年も負けだ。」

「だが——」
「去年より確実に成長している。」

その一言だけで、
店内の空気が少し柔らかくなる。

お嬢様は悔しそうに微笑む。

「来年こそ…
絶対に勝って差し上げますわ。」

美食家は初めて笑った。
「その意気だ。」
「負け続ける者ほど、
本物になれる。」
「来年は……私も少し本気を出そう。」

執事は心の中で思う。

(……この御方だけは、
お嬢様ですら子どものようになる。)

食事を終え、
伝票が静かに置かれる。

お嬢様が財布へ手を伸ばした瞬間——

美食家。
「座っていなさい。」
「今年も私だ。」
「……当然だ。」

その一言だけ。

店主は深く頭を下げる。

お嬢様は小さく呟く。

執事の報告手帳📓

今年もお嬢様は負けました
しかしながらその成長は近年
大物美食家を超えた存在になる
そしてこのお方もそれを心から望んで
楽しんでおられました。

#鰻#美食家
37
~雨に祈る 冨士山北口本宮浅間神社~

富士山の麓を、
突然襲った震度6…

大地は揺れ、
長い年月を見守り続けてきた霊塔は、
静かにその姿を崩しました。

誰も悪くない。
それでも胸は締めつけられる。

お嬢様は、
崩れた石にそっと手を添えました。

「執事……。」

その一言だけで、
悲しみは十分に伝わっていました。

執事も静かに頭を下げ、
言葉を探しましたが、
慰めよりも先に、
祈りしかありませんでした。

梅雨の雨は、
まるで天から流れる涙のように
森を優しく包み込みます。

見上げた空には、
雲が一匹の龍の姿となって、
北口本宮浅間神社の空をゆっくりと舞っていました。

「どうか、この地をお守りください。」

二人は静かに手を合わせます。

崩れた石は、
決して終わりではない。

人が想いをつなぐ限り、
歴史も、文化も、信仰も、
必ず立ち上がる。

雨はやがて恵みとなり、
龍は願いを天へ運ぶ。

そしていつの日か、
北口本宮浅間神社が再び穏やかな時を迎え、
人々の笑顔がこの杜に戻ることを――

心より切に、願いを込めて…

#地震#震度6#北口本宮浅間神社
#富士吉田市#木花開耶姫
171
🌋爆笑お嬢様シリーズ🌋

~激辛富士山大噴火レベル3との戦いですわ~

本日のお昼は、巷で流行りの

二郎系うどん 激辛富士山大噴火レベル3

でございますわ。

真っ赤な唐辛子の山を見た執事が震えながら申しました。

👨‍🦳執事
「お嬢様…それは危険でございます。
一般人なら涙、鼻水、人生相談まで始まる辛さです。」

するとお嬢様は優雅に扇子を広げ、

👸お嬢様
「激辛?
食べられないとでも?

私を誰だと思っておりますの?」

その言葉に厨房の換気扇まで震えたのでございます。

そして勇ましくスープへ突撃。

しかし―――

勢い余って

コンタクトレンズがスープに落下。

👸お嬢様
「あら。」

👨‍🦳執事
「まず目を守ってくださいませーー!!」

激辛どころか視界まで失ったのでございます。

気を取り直して再挑戦。

お嬢様はレンゲでスープをひと口。

そして二郎系なので、

「混ぜるのが作法ですわね♪」

と優雅にかき混ぜ始めました。

・・・5分経過。

・・・10分経過。

👨‍🦳執事
「お嬢様、まだ一口しか召し上がっておりません。」

👸お嬢様
「ええ。
今は激辛と対話しておりますの。」

まるで外交交渉でございます。

すると執事が突然立ち上がり、

「いけますお嬢様!!」📣📣📣

「右手がまだ動いております!!」

「富士山頂上まであと3センチ!!」

「第二次レンゲ部隊、前進ーー!!」

軍隊並みの応援が始まったのでございます。

周囲のお客様まで拍手喝采。

しかし激辛富士山大噴火レベル3は強敵。

お嬢様のお顔は🍅トマト色

👸お嬢様
「執事…」

👨‍🦳執事
「はい!」

👸お嬢様
「可愛くギブアップしたら許されまして?」

👨‍🦳執事
「それが本日の作戦でございました。」

そして最後は両手を頬に添え、

👸✨
「辛いですわ~♡
許してく�
142
back to up